日本语が怪レい日本人

À la recherche du futur perdu

ペンギン・ハイウエイは我々に何をもたらすか

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おっぱいは永遠の研究テーマ

先日(昨日)ペンギン・ハイウエイをお得意のPrimeVideoで鑑賞した。その感想を書いていきたい。

ストーリーは一貫して、少し大人びた少年とおっぱいが大きいお姉さんの冒険譚である。おねショタがいかに素晴らしいかを改めて思い知らされる作品であった。
随所にみられたのが、小学生という生態である。好奇心旺盛で研究熱心、何事にも先ず取組む積極的な姿勢。自由気ままな生活。我々はとうの昔に失ってしまった純粋無垢なあの頃を嘆くことしかできない。

結末

少年がお姉さんの正体に結論をつけるとするならば、「わからない」が妥当だろう。お姉さんは「少年がたくさんのことを学び、吸収したあと、私のことを理解できるようになったら話してね」(要旨)と言ったように、現時点では結論がついていない。これは少年の無限の可能性と未来を示唆している。それとほぼ同時に消滅したお姉さんの対比するような描写は、大人になった我々には未来がないことを痛烈に訴えかけている。私はここで胃薬を服用することにした。
海についても同様に「研究」は完成しなかった。少年が誰よりも偉くなったその日まで、研究は持ち越しとなったのだ。
お姉さんが消滅したのち、ペンギンが現れた草原に無くなったはずのペンギン号が現れたのも裏付けである。
つまりハッピーエンドでは決してなかったが、含みをもたせるTrueエンドだった。無事に駆け落ち成功で幕を閉じた「打ち上げ花火」や今年ナンバーワン映画の呼び声高い「冴えカノ」など典型的な作品もそれはそれで素晴らしいが、この作品はハッピーエンドで終わらせなかったところに良さがある。

雑記

  • お姉さんのキャラクターデザインが素晴らしかった。特に胸胸胸が強調されて表現されていた。魅力的な存在感を放つ双丘。揺れる黒髪、垂れる黒髪、風になびく黒髪。子供向けの作品だと思っていたが、これは何人の幼い性癖を歪めただろう。
  • 演出は亀井幹太さん。冴えない彼女の育てかた監督など。どうもこの人の作品はハマりやすい。
  • 能登お母さんが勝利の方程式を完成させていた。ママ…。能登お母さんに生まれたい。
  • 久野美咲さんの妹役は素晴らしかった。
  • 釘宮のショタ役も妙にアクセントになっていて良かった。今後もやってほしい。