たまこラブストーリーの感想
Amazonプライムでたまこラブストーリーを見た。たまこまーけっと初見の私だが、控えめに言って最高だったのでブログを更新することにする。なおネタバレを含む。
今の時期にたまこラブストーリーを見るべき。
— 森田憲司@👑🐃 (@YHSTVHD) 2020年3月7日
洲崎綾、プリシンプルの一節、
いつもの仲間 いつもの場所で
笑いながら過ごす季節が
このままずっと続くはずだって
変わりゆくこと知らずに
あたりまえの毎日が突然愛しく思うのは
羽ばたくときを知らせてる
舞台は高校3年の春。環境の変化を迎えようとしてる登場人物たちの甘酸っぱく、どこか懐かしい物語は、2014年のアカデミー賞短編アニメーション作品賞になぜか選ばれなかった。
せっかく新生活を迎えるのに、曖昧な感じで今までの仲間と別れた人も多いと思う。
— 森田憲司@👑🐃 (@YHSTVHD) 2020年3月7日
だからたまこラブストーリーを見てほしい。つべこべ言わず見てほしい。
思いを伝えるのは今しかない。
— 森田憲司@👑🐃 (@YHSTVHD) 2020年3月7日
たまこラブストーリーが知らない誰かの背中を押すきっかけになれば、こんなに嬉しいことはない
演出
京都アニメーションといえば演出である。演出で京アニの右に出る者はいない。
プライムのスクリーンショットが取れないので切れそうになっているが、私が注目したのは常盤みどりである。
いわゆる負けヒロインである彼女の演出が、ほかのヒロインたちとくらべて明らかに力の入れように差がある。
全体的にグラデーションがかかっている。
「で、どうするの。大路に返事、しないの?」
少し後。連絡網をわざとまわさなかったたまこが、休校を知らず登校するもち蔵を、誰もいない教室で待つシーン。
「大路、来ないよ。さっき大路に会ったんだ、東京に行くって言ってた。思い切ったことするよね、転校だなんてさ」
「9時過ぎの新幹線だって、急げば間に合うかも」
もう一引き絵のカットを見てみると、窓からの光がさしている方向(右手)がたまこ、陰になっているのが常盤ちゃんである。
どれもよくある演出と言えばそうだが、ここまでこだわられると、常盤ちゃんに同情せざるを得ない。
CV金子有希さんの演技にもぜひ注目してほしい。大路を取られてほしくない気持ちと、親友の恋路を応援したい葛藤に揺れ動く心情をこれまでもかと表現している。
作画
髪を結ぶ作画が常軌を逸した神作画になっている。
gifを張り付けたかったがよくわかんないけど貼り付けられないのであきらめる。ほんとすごいから。実際に見て確かめてほしい。
まだまだ書きたいことが山ほどあるが飽きてしまったのでこれにておしまい。