福島・いわき、郡山一筆書き切符旅①
頓挫した計画*1を日を改めてアタックしてきた。
ルート
切符
横浜からぐるっと回ってきて日暮里、いわゆる6の字切符になる。
はみ出た部分は別で買うのが一筆書き切符のミソである
日暮里までだと帰れないので最寄りまでの連続切符にしてもらった。
発行してもらった方がどうやら新人の方らしく、お時間を取らせてしまった。ごめんね…
Day1・出発
5/31 2015 双方の用事から開放された我々は品川駅に到着。常磐線が遅延しているらしく、結局30分おくれの便に乗車することに。
急ぎだったためブレてる
車内の様子
座れる席に座れ、ひとが来たらどけ。人が来るときになったら知らせてやる。車内のランプからそれがわかる。ひたち・ときわの乗車ルールを決めた人は天才だろう。
5/31 2350 いわきにとうちゃく。普通の終電は過ぎている。
いわきは雨。途中風俗街のキャッチの人が絡んできたが、すぐに離れてくれた。いわきのキャッチは関東より全くしつこくなくて、潔さがあった。
ホテルについたのは日付が超えるくらいだった。
DAY2
いわき駅から小名浜まで案外距離があることを事前の調査で頭に入れていた。
いわきから常磐線で泉
泉から小名浜まではバスで向かう。
いわき駅は快晴。
磯の香りがほのかに香る小名浜に到着した。
出来たてと思われるイオンモールの目の前に小名浜駅跡があった。
貨物駅であったが、津波で流れてしまって移転したらしい。震災前や被災直後の様子は他のブログが詳しい。
イオンモール自体、防災形ショッピングモールの名を冠している。津波が来ても耐えるように設計されていて、中には映画館などもあり下手な首都圏のショッピングモールより規模がデカい。
アクアマリンふくしま
— 森田憲司@旅行中毒 (@YHSTVHD) 2019年6月1日
アクアマリンふくしまのクリオネ
— 森田憲司@旅行中毒 (@YHSTVHD) 2019年6月1日
プロみたいな写真撮れた pic.twitter.com/lKKneyweNU
ここアクアマリンふくしまっていう水族館なんですけど、魚を食べる前提のサイコパス加減が好き pic.twitter.com/KTiG2XMISY
— 森田憲司@旅行中毒 (@YHSTVHD) 2019年6月1日
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楽しい!
楽しいじゃないか!!
何だここは今まで我々は何を見てきたんだろうか。
首都圏にあるような陳腐な水族館とは一線を画していた。
いうなればアクアマリンふくしまというエンターテイメントである。水族館などという枠に収まりきれないボリュームと内容。これが一日1800で楽しめるのだよ!
一見の価値あり!
私はいわきまでの定期券と年間パスポートを購入することを決意し、アクアマリンふくしまをあとにした。
いわきのかつお
アクアマリンの余韻に浸っていた我々一行だったが、気づいたら昼の時間に。
魚を鑑賞したあと魚を食すというサイコパス気質な我々は、少し歩いたところにある「うろこいち」さんに伺った。
これで2000円台だというのだから驚きである。
今の時期はカツオが旬だそうだ。実は我々は道の手前にあった別の店を目指していたが、あえなく品切れであった。(皆考えることは同じである。)そのため、ここに伺ったのだった。
カツオを生姜醤油につけていただくのがいわきスタイルらしい。なんとも至福のときである。繰り返すようだがこの幸せを2000円台で味わえるのである。小名浜に行った際はぜひとも行ってほしい。
いわき・ら・ら・ミュウ
体が満腹感と幸福感でいっぱいになった我々は、いわき・ら・ら・ミュウという商業施設に向かった。
これを地元の人間に布教せねばならないとの使命感からである。
お土産屋さんや市場を併設している。
ここではお土産(後述)と生カツオ、生うにを誤って購入してしまった。だっておいしかったんだもん
ららみゅう2階へ
小名浜に着いたとき、なんかキレイな街だなーと呑気に思っていたが、当たり前である。この街にも津波が来て、全部流されたのだ。
ことばが見つけられなかった。
津波が襲って、復興工事が完了してきれいになったのである。それがわからないくらい、小名浜は美しい街であった。
食欲と購買意欲が満たされた我々も、気づけばバスの時間になっていた。小名浜との別れを惜しみつつ、バスに乗り込むのであった。
地獄の磐越東線
さて。ここからが本番である。
我々はいわき駅から郡山まで磐越東線で向かうのである。鉄分豊富な方は察しがついたとおもう。
そう、我々は1時間40分もの間、グリーン車もない普通列車に揺られることになっているのである。
ローカル線の宿命なのか大体一時間に一本間隔。磐越西線のほうはもう少しあるんだけどな。
さらばいわき。
Theローカル線というのにふさわしい景色に感動していた我々であった。
が、一時間もすれば人間飽きるのである。キハ100系の固ーいボックスシートに辟易してしまい、もう一人の方は深い眠りに堕ちていたのだった。
郡山でつかの間の休憩後、磐越西線に乗り換えである。
磐越熱海温泉で一泊
磐梯熱海駅についたのは1800ごろ。
最高の温泉宿であった
美味しかったが、疲れと眠気でほとんど記憶がないのが正直なところである。
今回はここまで。実は今日献血で400抜かれてきたのだが、気持ち悪さと体の重さと心強さとでテンションがハイのまま、この記事をしたためてたのである。正直もう寝たいので次回、DAY3(福島編)をお送りする。
(20190622追記:どうやら非公開にしていたようであわてて公開にしました。)
*2:最寄り駅が思いっきりかかれているので黒塗り