応用情報受験レポ
本日応用情報を受験しました。
終わったその足で飲んで、その後これを書いているので泥酔していますが、当日まで自分がやったことについてまとめていきます。
なんやねんドップラー効果って
— 森田憲司 (@YHSTVHD) 2023年4月16日
当日の得点
午前(解答速報)
50問正解で約6割ちょっと、ギリギリセーフ(だと思いたい)
やや難化だったと思います。知らん単語がいっぱい出てきた。
午後(解答速報)
現時点で爆速で出されているサイト様でも全部の大問が出きっていないので保留です。
手応えはgitが出たので良かったです。少なくとも午前よりはマシ。
当日の過ごし方
午前
会場には45分くらい前につきました。開場していなかったらカフェでも行こうかなと思っていましたが、普通に開いていたのでそのまま着席、受験。
午前問題は時間を残して途中退出しました。
自分は50分前ぐらいに退出してカフェで食事→栄養ドリンクキメる→会場に戻って寝るを行いました。いかに午後のためにコンディションを整えるかが重要です。(おかげで午前が危ういですが)
午後
いよいよ午後決戦です。午後はセキュリティ、DB、プログラミング、システム設計、組み込みを選択予定でした。さぁ問題用紙を開きましょう。
なんということでしょう、プログラミングの問題文に呪文が書かれています!禍々しい雰囲気を放っています。これは触れてはいけない...。
組み込みも同様に大量の呪詛で埋め尽くされていました。万策尽きたか...。
ここでちらっと情報システム開発を見ると、なんと!あのGitが問題になっているではありませんか!Gitだいしゅき!愛してる!結婚して!
ということでGitと結婚し、なんとか解けそうな監査を選んで事なきを得ました。
Gitのおかげで午後は楽しめました。プログラミング、お前はどうしたんだ...。
勉強法
午前
午前は用語整理、過去問演習5年分を1周+間違ったところを周回しました。
参考書は2冊買いましたが、大して違いがなく、しかもどの出版社も基本的に知識の深さが甘い(網羅されていない)ので2冊買うのも3冊買うのもお勧めしません。1冊あれば十分、なくても正直いいかも。
午前問題は使いまわしかパターンがあるような問題ばかりです。
今回も初見さんが体感3割であとは流用ぽかったです。
午後
午後対策は基本的にみんな大好き緑本で行いました。
www.amazon.co.jp
受験2か月前に買いましたが、もっと早く買っておけばよかった。
応用情報が難関資格たる所以は午後問題にあると思います。午前が基礎なら午後はその知識をもって応用することが求められます。
自分は緑本で好きな分野を見つけて、演習→過去問の順で進めました。
勉強時間
1年ぐらい前より午前問題をちょくちょく、1か月半前ぐらいから本格的に午後問題に着手しました。というの元々前回(R4秋)受験する予定だったのですが、普通に申し込みを忘れて泣く泣く今回にしたという経緯があります。クソが
勉強期間が長いですが、上記の経緯もあって300h~500hぐらいの勉強時間でした。
「忘れ去られた大地震」岩手宮城内陸地震から13年、被災地を追う
東日本大震災から10年を迎え、コロナ堝のなか全国で追悼の祈りが捧げられた。
その東日本大震災が起きた2011年から遡ること3年、2008年。日本最大の地滑りを引き起こした大地震があったことを、覚えているだろうか。
6月の朝に起きたM7.2の大地震は、最大震度6強*1を観測。死者 17人、行方不明 6人、負傷者26人という被害を出した。
加速度*2では4022galを観測。これは(2021年現在)世界最大値であり、ギネスブックにも載っている。
震源の浅い内陸地震で、栗駒山周辺を中心とし大規模な土砂災害を引き起こし、道路の寸断、土砂崩落により河川が堰き止められ天然ダムが発生した。地滑りによって押し流された旅館、駒の湯温泉では宿泊客や従業員など7人が犠牲となった。山津波で変わり果てた光景、そのすぐ隣で活動に当たる救助隊員の映像は全国に衝撃を与えた。
しかしその3年後に東日本大震災が発生し、その陰に埋もれ現在では風化しつつある。
そんな岩手宮城内陸地震を後世に伝える施設が、震源にほど近い宮城県栗原市にある。
栗駒山麓ジオパークビジターセンターは旧・栗原市立栗駒小学校*3の廃校跡地を再利用した施設。先の災害の被害やメカニズム、復旧状況などを知ることができるほぼ唯一の施設である。
先日所用で立ち寄ったので、展示物などを紹介したい。
宮城県北西部に位置する栗駒山麓ジオパークは、活火山栗駒山をはじめとして、迫三川、さらにはラムサール条約登録湿地である伊豆沼・内沼を擁する国内有数のジオパークである。
過去幾度となく災害に見舞われた歴史や、豊かな自然環境、多様な文化を地域内外に発信するため、この施設が開設された。
栗駒山麓ジオパークにまつわる資料や、映像、ジオラマなどが常設展示。
最も被害が甚大だった荒砥沢地滑りのジオラマも展示されている。
荒砥沢地滑りは幅約900m、全長1300mに及ぶ大規模地滑りで、写真中央に見える市道荒砥沢線は木々とともに300m下方へ移動した。
この地震により宮城、岩手両県で約3500件ものの土砂災害が発生。山間地域だったことから、一時多くの集落で孤立状態、いわば「陸の孤島」となった。
上流からの土石流に巻き込まれ、7名もの尊い命が失われた駒の湯温泉。現在は日帰り温泉施設として生まれ変わっている。
山岳地帯での広範囲による大規模土砂崩落、余震との戦いも迫られ、救助活動は困難を極めた。
「助けを求めている人がいるとわかっているのに救助に行けない」地元栗原市消防本部の方の証言が印象的だった。
今回スケジュール上、被害の大きかった山岳地域の現在を実際に見ることはできなかったが、今後自分の目で確かめてみたい、そう思える展示内容だった。
この記事をきっかけにして栗駒山麓ジオパークを知った方も、ぜひとも栗原市に訪れて栗駒の自然、文化や歴史、食に触れていただきたい。
また、サムネイルにある祭畤大橋(岩手県一関市)では、崩落した橋が当時のまま保存されている。栗原市からもアクセスできるため、自然の恐ろしさを大迫力で体感できる震災遺構にぜひ立ち寄ってほしい。
同施設では、幅広い世代へ向けた防災教育にも力を入れている。
防災への備え、被災した際なにをすべきか、ゲーム形式で子供から大人まで考えることができる。
昨今、津波に対しての教訓を活かし、海抜の表示や津波被害の風化を防ぐ取り組みが多く見られる。しかし、岩手宮城内陸地震のような内陸直下型地震、それに伴う土砂災害も甚大であった。死者 17人、行方不明 6人を出した大震災を決して風化してはならない。
地震大国に住む我々は、常日頃から防災の意識を持ち、あらゆる災害にも対応しうる知識を持ち合わせておくべきだと強く思った。
最後に、岩手宮城内陸地震で亡くなられた方々に心からご冥福をお祈りする。
出典・取材先
- 災害列島2009(国土交通省)
- 平成20 年(2008 年)岩手・宮城内陸地震被害調査報告(国土交通省 国土交通省国土技術政策総合研究所)
- 旧祭畤大橋(画像)CC3.0
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/32/Matsurube_Ohashi%28bridge%29.JPG
- 駒の湯 ホームページ
井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る――――「空の青さを知る人よ」の感想
空の青さを知る人よ、良すぎるな...#空青
— 森田憲司 (@YHSTVHD) 2021年4月11日
2019年公開の映画「空の青さを知る人よ」がAmazonプライムをはじめとするサブスクで解禁となり、さっそく視聴した。
最高だったので備忘録を兼ねて記しておきたい。
以下ネタバレを含むため注意してほしい。
間の芸術―のんのんびよりバケーション
COVID-19の感染拡大により、緊急事態宣言が発出されてから2日。外出自粛で暇な皆様、お元気ですか。
旅行に行きたい気持ちをどうにか昇華していただきたく、今回は「劇場版のんのんびより ばけーしょん」を紹介する。
外出自粛で暇なみんな!Amazonと契約してのんのんびよりばけーしょんを見てよ!沖縄行った気分になれるhttps://t.co/3d0vIYbYro
— 森田憲司@👑🐃 (@YHSTVHD) April 9, 2020
2018年公開の映画でテレビシリーズ2期の続編に位置する。
とにかくコメディあり、感動ありで面白いが、私が特筆したいのが「間」の圧倒的センスである。
お笑い第7世代に見習っていただきたいほどの完璧な「間」
コメディシーンの前に入れることで、笑いをより引き立てる演出が素晴らしい。
1期2期を見ていたころはそこまで印象になかった(なんなら寒々しいと思っていた)が、微妙な間の取り方は他にない取り組みである。
在宅で暇な皆さん、Primeに加入してアニメを見よう。